HSP、フリーランス翻訳家になる。

ストレスフリーで自分らしく働こう

翻訳家って儲かるの? 平均年収は?

翻訳家は儲かるの?

翻訳家をしていると、「翻訳家って儲かるの?」と聞かれることがよくあります。

私も翻訳家になることを考えた時、そして次はフリーランスになることを考えた時に、きちんと稼げるのか心配ではありました。

それなりに稼げないと、生きてはいけないですからね。

また、ちまたのブログや雑誌には一生懸命平均年収を割り出しているものもありますが、データが乏しいものが多く、あまり参考になるものではなさそうです。

少なくとも私のところには「いくらくらい稼いでいますか?」というアンケートは来たことありませんし、翻訳家の大半はアンケートに答えることも、ブログを書くことも、Twitterで翻訳について語ることもせずに黙々と翻訳しています。

結論から申しますと、儲かるか儲からないかはその人次第ということになりそうですね。

いくら稼げるかの明確な答えは存在しないのです。

会社員かフリーランスか

まず、会社員として働くかフリーランスとして働くかの違いが考えられそうです。

翻訳家として働いている人の大半はフリーランスですが、社内翻訳者として働いている方も一定数います。

私も最初は会社員の翻訳家でした!

会社員として働けば、人並みの収入は得られるでしょうね。

しかし、私が会社員として実際に働いていた経験から申しますと、50万円分働いて25万円分もらうといった感覚で、割には合いませんでした……。

フリーランスとして働けば、働いた分だけお金が入ってきます。

50万円分働いたら50万円入ってくるのです。

しかし、仕事をくれるクライアントを見つけ出すことができず、依頼が発生しなければ1円も入ってきません。

ちなみに、私の友人はフリーランスになったことで年収が2倍になったそうです。

会社員とフリーランスの違いは、また別の記事で詳しく扱いたいと思います!

英日か日英か

日本で生まれ日本で育った私のような人間は、日本語に軸足を置いているため、英日翻訳を手がけることが多いです。

やはり、英日翻訳を手がけている人の方が圧倒的に多くなります。

もちろん、そうなると代わりがたくさんいるため単価は安くなる傾向にあるんですね。

仕事を振る側も少し偉そうになります。

翻訳家になりたい人も一定数おり、安くても良いから翻訳したいという人も多いです。

そのため単価は低くなる傾向に。

一方日本語から英語に訳す方はできる人も少なくなるため、単価としては美味しい傾向にあります。

私はプロとして日英翻訳を手がけたことがないためこのブログで扱うことはしませんが、自信のある方はそちらを目指すのもアリですね!

どのジャンルの翻訳か

また、どの分野の翻訳を専門とするかでも収入に違いは出るようです。

専門的な知識が求められる分野、例えば医療や法律といったジャンルであれば、単価は高くなる傾向にあります。

一方、誰にでも翻訳できそうなジャンルであれば、単価は低くなってしまう傾向にあります。

ただし、私は誰にでも翻訳できるジャンルなど実は存在しないと思っています。

その人の知識や経験で大きな差がつく分野であっても、仕事を振る側が「誰でも翻訳できるだろう」と考えているケースが多々あるのです。

また、翻訳に自信のない人間がこの分野なら自分にも翻訳できると思って参入してくるケースもありますね。

しかし、分かる人から見ればひどい翻訳であることが多いです。

読み手からしたらたまったものではありませんよね。

どのジャンルの翻訳家を目指すのかでも、収入は大きく変わります。

しかし、収入で決めるよりも、自分が得意なジャンル、自分が訳していて苦にならないジャンルを選ぶべきだと私は思いますよ!

実力があれば稼げるとも限らない

私が会社員として働いていたころ、登録されている外注の翻訳家たちの単価を見たことがあります。

そこで驚いたのは、とても上手な翻訳をいつも納品してくれる人の単価が低く、ひどい翻訳をいつも納品してくる人の単価が高かったことです。

トライアルで偶然良い評価を得られたのか。

経験が評価されたのか。

真相は分かりませんが、実力が正しく評価されるとも限らないのが翻訳の世界のようです。

翻訳家である私たち側にできることは、自分の実力を正当に評価してくれないクライアントとは付き合わないことですね。

意外と翻訳会社というのは多いものです。

必ず自分の力を正当に評価してくれるクライアントがあります!

地道に探し続けるしかないですね。

優良企業が揃っている、おすすめの求人サイトにつきましてはこちらの記事をご確認ください。

まとめ

翻訳で稼げるか稼げないかは、その人の手がけているジャンルや実力、運によって決まります。

私の場合はどうかと言いますと、給料は会社員の頃とあまり変わりません。

ただし、働く時間が3分の1、ストレスが20分の1くらいになりました。

結局、自分がどれだけ働きたいのかによるところが大きいのかもしれません。

働きたい人はたくさん翻訳して稼げばいいのです。

私はストレスがなくなり、以前と変わらないくらい稼げている今の生活が楽しいですね。

お金以外の面にも注目すると、翻訳家というのは決して悪い仕事ではありません。

また、本ブログのサブタイトルにある通りストレスフリーで働けるため、HSPの方やストレスを感じやすい方には天職だと思いますよ!

翻訳家とお金に関することはまだまだお伝えしたいことがあるので、近々また記事をアップすると思います。

お楽しみに!

みなみ@HSP翻訳家

HSP(とても繊細な人)の英日フリーランス翻訳家。TOEIC 965点。様々な職を転々とするも、自分らしく働くことを夢見て未経験から翻訳家になりました。今は自分の部屋で、マイペースに仕事をしながら暮らしています。自分の経験が皆さまの役に立つことを願ってこちらのブログを作りました。HSPやストレスフリーで生きたい人にとって、翻訳家は間違いなく天職になります。ご質問やお問い合わせはコチラまで! なお、Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

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