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翻訳学校に通う必要はある? メリットは?

翻訳学校に通う必要はある?

皆さんこんにちは!

今回のテーマはこちら。

「翻訳家になるために、翻訳学校に通う必要はあるのか?」

翻訳家を目指すうえで、避けては通れない話題ですね。

ズバリ私の意見はこうです。

通えるなら通った方がいい!

やはり、翻訳学校でしか学べないことは多いと思います。

また、翻訳学校に通うと、翻訳のスキル以外にも手に入るものがあります。

  • お金を払って専門的に学んだ事実
  • 翻訳会社への紹介

上記の二つです。

そしてこの二つが、未経験から仕事を獲得するために必要になるんですね。

それでは翻訳学校に通うメリットを一つずつ確認していきましょう。

なお、今回は便宜上「翻訳学校」と表現していますが、「通信講座」にも基本的に当てはまる内容です。

通信講座で学ぶ予定の方も参考にしてください♪

人に訳を見てもらえる

最大のメリットは、なんといっても自分の翻訳を他人に見てもらえることにあります。

人に訳を見てもらうことでしか気づけないことが山ほどあるんですね。

また、課題を提出し、授業に参加していれば翻訳の力がつくようにカリキュラムが組まれています。

独学で手探りで学ぶのとは効率が違いますし、人から教わるほうがやはり確実です。

分からないところがあれば質問できるのも、学校で学ぶ大きなメリットになります。

一人前の翻訳家を目指しているからといって、何も一人で学ばなくてはいけないということは絶対にありません。

むしろ、人から教わっておかないと一人前になれない可能性すらあります。

やはり、セオリー的なものは知っておいたほうが良いでしょうね。

翻訳をしていてつくづく感じます。

人の訳を見れる

他人の翻訳を見れるというのも大きなメリットです。

自分が本気で訳した文章。

他の人がその文章をどう翻訳したかを見ると大きな勉強になるんですよね。

「ここは自分の訳のほうがいいな」

「この人のこの訳し方を盗もう」

様々な発見があると思います!

もちろん翻訳に正解はありません。

かっこは全部そのままにしたいという人もいれば、どんどん無くしちゃう人もいます。

黄色い信号で、立ち止まる人もいれば進む人もいますからね。

他の人の訳し方を知ったうえで、自分なりの訳し方を模索していくことができるのです。

プロの翻訳家を名乗っている先生たちの訳だけではなく、他の受講生たちの訳も見れるのはやはり学校だけ。

翻訳学校に通うメリットは意外に大きいものです。

自分のレベルが分かる

そして、翻訳学校に通えば自分のレベルが分かります。

自分が翻訳に向いているのかどうか分かりやすいんですよね。

「翻訳は好きだけど、翻訳するのはちょっと苦手だから、翻訳コーディネーターとしてサポートすることを目指そうかな」といった進路変更ももちろんできます。

もちろんその際には、学校で翻訳を学んでいたという事実が大きな武器になります!

自分より翻訳のうまい人がいれば良い刺激になるでしょうし、自分のレベルを知っておくのは翻訳家を目指すうえで大切なことです。

そして、翻訳がうまかった受講生たちが全員翻訳家になれているのを見ると、やはり翻訳学校には通っておくべきなのかもしれません。

学んだ事実が手に入る

例えば、おそらく国内で最大手の翻訳会社である「翻訳センター」のトライアル申し込みページには、「翻訳学習歴」という欄が設けられています。

翻訳会社側も、応募者がこれまでにどのように翻訳を学んできたかを気にするところがあるんですね。

その時にしっかりとした翻訳学校を卒業しておけば、自信を持って記入することができます。

また、未経験OKの求人であっても、実務が未経験でもOKなだけで、翻訳については学校でしっかり学んでいることを期待しているものも多いです。

翻訳学校に通うことで、翻訳のスキルを効率よく、そして着実にアップさせられるだけでなく、翻訳を専門的に学んだ事実も手に入るのです。

そしてこの事実は、翻訳学校を卒業することでしか手に入りません。

コネが手に入る

さらに、翻訳学校に通うとコネが手に入ります。

学校でしっかりと学び、確かな実力を養成できた人には、学校側が仕事を紹介してくれるところが多いです。

翻訳学校のバックには翻訳会社がついていることが多いですからね。

自分たちでしっかりと育て上げた翻訳家たちに発注することで、良い翻訳を手がけてもらおうというわけです。

翻訳を学び、翻訳の仕事が欲しい私たち。

翻訳を教え、翻訳の仕事をして欲しい翻訳会社。

Win-Winの関係になっていると言えるかもしれません。

まとめ

私が考える翻訳学校に通うメリットは以下のとおりです。

  • 人に訳を見てもらえる
  • 人の訳を見れる
  • 自分のレベルが分かる
  • 学んだ事実が手に入る
  • コネが手に入る

もちろん他にも様々なメリットがあるでしょう。

私が特に大事だと思うのは、「学んだ事実が手に入る」、「コネが手に入る」です。

ここが欠けていると、どうしても未経験から仕事を獲得するのに少し難易度が上がります。

そしてデメリットは、お金がかかることでしょうね。

時間もかかりますが、それは独学でも同じでしょう。

むしろ効率良く学べるため、最短で翻訳家を目指せる可能性もあります。

もちろん、私がこれまでに会ってきた方の中には翻訳学校を出ていない人もいますが、決して多くはありません。

もしも独学で翻訳家になりたいという方がいるのであれば、いきなりフリーランスではなく、最初は会社員の翻訳家を目指すべきだと思います。

そうであれば、独学でも翻訳家になれる可能性が大きくアップするはず。

こちらについてはまた別の記事で詳しくお話いたします。

また、おすすめの翻訳学校や通信講座については、近々ご紹介いたしますので楽しみにお待ちください!

みなみ@HSP翻訳家

HSP(とても繊細な人)の英日フリーランス翻訳家。TOEIC 965点。様々な職を転々とするも、自分らしく働くことを夢見て未経験から翻訳家になりました。今は自分の部屋で、マイペースに仕事をしながら暮らしています。自分の経験が皆さまの役に立つことを願ってこちらのブログを作りました。HSPやストレスフリーで生きたい人にとって、翻訳家は間違いなく天職になります。ご質問やお問い合わせはコチラまで! なお、Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

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