ストレスフリーで自分らしく働こう
皆さんこんにちは!
翻訳のお勉強は頑張っていらっしゃいますか?
教えてくれる先生や参考書の著者によって、翻訳に対する考え方が違うから面白いですよね!
私は以前、翻訳の先生に「原文をすべて読み終わってから訳し始めろ」と教わりました。
しかし、私は頭からいきなり訳し始めていったほうがうまく訳せる気がしています。
そこで今回は、「原文を読み切ってから訳すべきか」、「いきなり訳し始めるべきか」についてお話したいと思います♪
ざっと全体を見わたすことはもちろんします。
納期の問題もありますし、全体の分量を確認してから翻訳し始めたいですからね。
しかし、すべての文章をじっくり読んで、知らない単語は辞書を引いて……ということはしません。
頭からいきなり訳し始めます。
その先の展開や流れを知りながら訳していても、あまり楽しくないんです。
読者と同じようにドキドキしながら訳していきたいわけですね。
このわずかな気持ちの変化が、訳文にも表れてしまう気がします。
ただし、当たり前ですがすべて訳し終わった後に徹底的に見直します!
辻褄が合わなくなっていないか、表記は揺れていないか。
訳し終わった後に見直しをしないで納品する人も、実はそれなりにいるんですよね……。
どんな手順で翻訳されていようが、読者の目に映るのは最終的な翻訳のみ。
トイレで翻訳されようが、良い翻訳は良い翻訳です。
帝国ホテルで翻訳されようが、悪い翻訳は悪い翻訳です。
どれだけ性格の悪い人が翻訳しようと、良い翻訳は良い翻訳です。
嘘をついたことのない人が翻訳しようと、悪い翻訳は悪い翻訳です。
ですから、自分に合った翻訳方法で翻訳すればいいのですね!
とくにフリーランスなら、自分のやり方で好きに翻訳することができます。
お菓子をムシャムシャ食べながら翻訳しようが、良い翻訳を納品さえすれば問題ありません!
人それぞれ、自分に合った方法がありますからね。
私は、テストは最後の問題から解き始めるという人に会ったこともありますから……。
その後の展開や結末を知った状態で訳すよりも、読者と同じテンションで、前から順に訳していったほうが良い翻訳ができる気がします。
辻褄が合わなくなってから、前に戻って修正していけばいいと思うわけです。
しかし、この辺の考え方は翻訳家によって見解が異なるでしょうし、正解はもちろんありません!
翻訳に対する考え方は人それぞれですし、紡ぎ出す言葉も人それぞれです。
自分にしかできない翻訳があるから、楽しいんですよね!
すべて読んでから訳すべきか、いきなり訳し始めるべきか、訳す人によってアプローチは異なります!
ちなみに、絵本や児童文学の翻訳をしている友人は、すべて読んでから訳すべきだと言っていました。
手がけているジャンルによっても大きく異なるのかもしれませんね。
かなりタイトな納期のもとで働いている翻訳家はそもそも、すべてきっちり読んでから訳している暇などありませんからね……。
翻訳のジャンルによっては、納期が非常に厳しいものもあります。
そのあたりも考慮して、自分にマッチしたジャンルを見つけ出したいところですね!
翻訳にどのようなジャンルがあるのかは、近々記事にしてご紹介したいと思います!
お楽しみに!
HSP(とても繊細な人)の英日フリーランス翻訳家。TOEIC 965点。様々な職を転々とするも、自分らしく働くことを夢見て未経験から翻訳家になりました。今は自分の部屋で、マイペースに仕事をしながら暮らしています。自分の経験が皆さまの役に立つことを願ってこちらのブログを作りました。HSPやストレスフリーで生きたい人にとって、翻訳家は間違いなく天職になります。ご質問やお問い合わせはコチラまで! なお、Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。