ストレスフリーで自分らしく働こう
翻訳支援ソフトを使いこなす力や、リサーチスキルなど、良い翻訳を紡ぎ出すには様々な知識が必要になります。
しかし、まずはなんといっても英語のスキル!
そして、その英語にも様々なスキルがありますよね。
なかでもリスニングは、TOEICを解いていても難しいと感じる部分です。
「TOEICを解いていても、リスニングが伸びないんだよなあ。翻訳で必要になるのかな?」
「英語を読むのが好きだから翻訳家になりたい。でもリスニングはちょっと……」
こんな風に思っている方もいらっしゃるかもしれません。
はたして、リスニングのスキルは翻訳家になるうえで必要なのでしょうか?
結論から申しますと、実務でリスニングのスキルが求められることはほとんどありません。
ただし、英語力を証明する際に必要になります!
少なくとも、私のこれまでの翻訳人生で、実務を行ううえでリスニング力が求められたことはありません(英語で面接を行われた際に必要だったとは言えるかもしれません……。その時の出来事に関する記事は「翻訳家にスピーキングのスキルって必要なの? 私の実体験を紹介!」をご覧ください)。
もちろん、字幕を付ける際には英語を耳にしながら翻訳することもあります。
しかし、その際には必ずスクリプトがあるので、リスニングして文字起こしが必要になることはありませんね。
リスニングが苦手でも、良い翻訳は間違いなくできます!
しかし、英語力を証明するための試験、つまりTOEICではリスニングが出題されます。
しかもウェイトの半分を占めています。
なぜ翻訳家を目指しているのに、リスニングが半分のTOEICのスコアを見られるのか、という疑問はさておき、翻訳会社がTOEICのスコアを求めているので、あまり深く考えずにしっかりリスニング対策をしましょう。
それに、私はTOEICのリスニング対策は、リーディング対策の延長線上にあると思っています。
TOEICの勉強方法については、近々記事にする予定なのでお待ちください。
リスニングに自信のない方も、翻訳するうえで問題になることはないので心配する必要はまったくありません。
ただし、TOEICで出題されるため、それなりの点数を取れるだけの力は必要になってしまいます。
また、英語の総合的な力を鍛えることは、仕事以外の面で人生を豊かにしてくれるはずです!
リスニングができないよりはできた方が、翻訳家としての信頼度もアップするかもしれませんね!
私がリスニングを鍛えた方法もいつか紹介する予定なので、公開されたらぜひお読みください♪
HSP(とても繊細な人)の英日フリーランス翻訳家。TOEIC 965点。様々な職を転々とするも、自分らしく働くことを夢見て未経験から翻訳家になりました。今は自分の部屋で、マイペースに仕事をしながら暮らしています。自分の経験が皆さまの役に立つことを願ってこちらのブログを作りました。HSPやストレスフリーで生きたい人にとって、翻訳家は間違いなく天職になります。ご質問やお問い合わせはコチラまで! なお、Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。